2007年08月20日

ビリーズブートキャンプもこなせるひこにゃん

ひこにゃんには変わった設定がいくつかあります。まず、性別が不詳なこと。これはどちらでも良い感じはしますが、しかしひこにゃんの好物が「魚全般、蟹、お箸で切れるお肉」というのがまずもって良く分かりません。お箸で切れるお肉って、ひこにゃんは箸を持てるのでしょうか。ひこにゃんの手は指が一本一本分かれているわけではなく、箸を持つというよりはグーで「掴む」といった形態になることは想像に難くありま・・・あぁ、そうか、両手に箸を握り、フォークのように「引き裂く」のか・・・。ひこにゃんの食事風景は、あまり想像しない方がいいかもしれません。また特技として「ひこにゃんじゃんけん、鈴叩き、正座、コマネチ」が挙げられています。先述のように、ひこにゃんの手は指が一本一本分かれているわけではなく、ミトンのようにひとさし指から小指までの4本の指がひとくくりにされ、それに親指のみが独立してくっついているといった体ですので、どう考えてもひこにゃんじゃんけんは人間のそれと同一には考え得ないのです。私は悩みました。しかし、よくよくひこにゃんの手を観察してみると、人差し指から小指までを収納する袋状の部分は、結構余裕があることが分かりました。手袋状になっている指をチョキにすれば、なんとかパーとグーとは区別がつきそうな感じです。未だひこにゃんじゃんけんというものを見たことがないのですが、これ、どうなんでしょう、じっさい。人間のそれと誤解されかねないただの「じゃんけん」ではなく、「ひこにゃんじゃんけん」としているところからひこにゃんの謙虚さが感じ取れます。他にコマネチとか、最近の子供はこのネタ分からないんじゃないかなあとも思うんですけど。コマネチ動作自体は、ビリーズブートキャンプまでこなせるひこにゃん(確認済み)ですから、わざわざ特技に挙げるものでもないような気もします。

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ひこにゃんは招き猫?

ひこにゃんのビジュアルが白猫な理由は、彦根藩の2代目藩主である井伊直孝にまつわる逸話に端を発します。短刀直入に言ってしまうとひこにゃんは豪徳寺というお寺で飼われていた白猫がモデルですが、ではなぜこの白猫がひこにゃんのモデルと成り得る逸話として後世に語り継がれたのか。一説によると、井伊直孝が鷹狩りの帰りに手を招いている白猫をみかけ、興味にかられついていってみると、豪徳寺の前に来ていました。井伊直孝は丁度良いのでそのお寺で一休みすることにしようと、和尚に奥へ通してもらった途端、激しい雷雨が降りだしました。猫のおかげで激しい雨を凌ぐことができたのです。井伊直孝はこれをまさに仏の縁と喜び、豪徳寺を井伊家の御菩提所とし、今に続く隆盛がもたらされたとされています。私の文章が下手なせいで分かりにくい説明ですが、要は招き猫伝説であり、大筋はこれに外れないものだと思います。しかし、これに関しては諸説があり、大樹で雨宿りしていた井伊直孝が白猫のおかげで落雷を免れた、という話もあり、正確なことは良く分かりません。いずれにせよひこにゃんはあの招き猫と発祥を一にするものであり、たいへん縁起の良いものであることは間違いありません。ひこにゃんがいくらとぼけたゆるキャラだとしても、決して侮ってはいけないのです。ちなみにひこにゃんのデザインは京都タワーなどで有名なもへろん氏によるものです。もへろん氏のキャラクターにはすべてストーリーなどの詳細なバックグラウンドが考えられており、ひこにゃんのモチーフに招き猫伝説が採用されたのも不思議でないことが分かります。

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ひこにゃんは彦根城の築城400年のイメージキャラクター

ひこにゃんてご存知ですか?国宝の彦根城築城400年祭のイメージキャラクターです。恥ずかしながら、私は一時的な彦根城のイベントのみのキャラクターでなく、普通に恒常的なキャラクターだと思っていました。でも、ここまで人気が出ると400年祭だけのキャラクターにしておくのは勿体無いですよね。それはともかく、ひこにゃんはその見た目のゆるさ加減がウケて、非常に話題を呼んでいます。しかしひこにゃんの圧巻はそのゆるい可愛らしさではなく、著作権を無料にしているところです(放棄しているわけではないので申請して許可を受けないといけませんが)。これはひこにゃんのロイヤリティをタダにすることで小規模企業でもひこにゃんを使ったイベントなどへの敷居を低くすることができ、活性化につながるとの狙いから英断されたことで、経済界からの衆目も集めました。

これにより話題性を得ることに成功しましたが、反面、ひこにゃんの人気だけが一人歩きし、彦根城の築城400年祭自体の認知度がひこにゃんに及ばない結果になっていることがスタッフの頭痛の種だとか。そんなオチ(と言っては失礼かもしれませんが)までユーモラスで、思わず微笑んでしまうひこにゃん。ひこにゃんはこれからも多くの人を魅了していくことでしょう。

posted by ひこにゃん at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記